東急池上線久が原駅からライラック通りを歩いて行くと、坂の途中に小さな可愛らしいベーカリー「モンレーブ」があります。「モンレーブ」とはフランス語で‘私の夢’という意味。ショップカードに綴られている“すべてはお客様の「おいしい」のために”の言葉通り、店主が一つ一つ想いが詰めてつくったパンがお店に並んでいます。

先日足を運んでみたら、お店はクリスマス仕様に様変わりをしていました！ クリスマスリースにトナカイ、サンタクロースなどが飾られ、この一角だけまるで魔法がかかったようでした。

そして、店内には、クリスマスをイメージしたパンがずらりと並んでいて、どれも可愛くてとても楽しい気分なってきました。どのパンにしよう、どれも食べたい！ とワクワクしながら店内を見渡しました。

クリスマスの定番である、シュトーレンやパネトーネもありました。一口サイズのシュトーレンがあることもうれしいですね。

さらに私が素敵だなと思ったのは、パンで作られたクリスマスツリーのオーナメント。これをクリスマスツリーに飾ったらと考えると、テンションが上がってきました。

ここのベーカリーは以前から、フランスパンがおいしいことで知られています。フランスパンは小麦粉、水、パン酵母のみで作られるシンプルなパン。それが故に、ごまかしが効かないパンでもあるんです。このエピソードも、また、パン職人の腕の良さを物語っているのではないでしょうか。

どのパンも本当におすすめですが、今時期はやっぱりクリスマス限定の商品で、自宅でクリスマス気分をゆったり味わいたいですね。ちょっとした手土産にも喜ばれそうです。

お店に寄った前後で、気分が上がっている自分がいることに気づきました。色々と世の中の情勢が変わる中ですが、この日常の小さな幸せな気持ちを忘れずに、日々を過ごしたいと穏やかな気持ちになりました。

「モンレーブ」では、続々とパンが売り切れてしまうので、早めの時間の来店や、予約して購入することをおすすめします。