餃子の無人販売店に行ってみた!

~ ピッタリ1000円ご用意ください ~

2021.06.07
文、撮影:大曽根桃子

仲の良い友人から餃子の無人販売店がちょっと前に近所に出来たこと、結構な頻度で利用しているとの話を聞きました。またそのとき一緒に話していたもう一人の友人もヘビーユーザーのようで、「夕飯困ったときに助かるのよね」とのこと。なんでもニラが多めで大人向けの味なんだとか。食べ物の中で餃子が一番好きと言っても良いくらいの私、これはすぐに行って味を確かめたいと自転車を走らせました。

餃子の無人販売機があるのは大田中央。迷いながらも辿り着いたときには、嬉しくて胸が高鳴る自分がいました。はじめての餃子の無人販売店! 恐る恐る入店すると、購入の仕方の動画が流れていました。なんだか不思議な空間です。大量の餃子と私、こんなシチュエーションてなかなかないですよね。

購入の仕方の動画が流れています

たくさんの餃子の光景は眼福!

動画を見ると、冷蔵ケースから必要量の餃子を取り出し、袋詰めしてお金を入れるシステムのようです。ドキドキしながら冷蔵庫から餃子を取り、サービスの保冷剤を入れて袋詰めしました。そして賽銭箱のような料金箱へお金を入れて完了!

ぴったり1000円用意しましょう!

この餃子は、創業昭和15年で群馬県水上で三代続く餃子の銘店「雪松」のものであることがわかりました。水上の温泉街にひっそりと佇んでいる本店には、芸能人やプロスポーツ選手、有名料理家も足を運んでいるそうです。

1包36個入り1000円(税込)です

これは期待に胸が高鳴ります。餃子のパックの帯にある焼き方をじっくりと読み、自宅の鉄鍋で焼いてみました。焼き上がりはちょっと焦げてしまいましたが、一口食べるとニラが多めで力強いうま味! そしてなぜかスルスルと箸が伸び、あっという間に餃子はなくなったのでした。

ジューシーな餃子に箸が止まらない

皮が薄めで軽い食感のため、パクパクと食べられるのも特徴なのでしょう。
餃子好きの私にとってその日は満足度の高い夕飯となりました。

家の近所だったら足繁く通ってしまいそうなので、適度な距離があってよかったかもしれないとも思いましたが、近いうちに再訪しそうです。

【餃子 雪松 大田中央店】
住所:大田区中央3-21-3
営業:24時間営業
定休:無休
交通:蒲田駅から徒歩17分
電話番号:050-5490-9116(受付 9:00~18:00)
https://www.yukimatsugyoza.com

大曽根桃子

大田区で生まれ、すぐ他県に引っ越し。 結婚を機に再び大田区に舞い戻ってきました。趣味は、食べること、飲むこと、銭湯、サウナ、アウトドアなど。