大田区のシンボルの一つでもある羽田空港。
長引くコロナ禍の影響で 今もなお旅行を楽しむ者の姿は少なく、減便が続いている。
本来ならば大盛り上がりだったはずのオリンピック直前のこの時期、尚いっそう現状が寂しく感じられる。
~ サミットストア大田大鳥居店 ~
大田区のシンボルの一つでもある羽田空港。
長引くコロナ禍の影響で 今もなお旅行を楽しむ者の姿は少なく、減便が続いている。
本来ならば大盛り上がりだったはずのオリンピック直前のこの時期、尚いっそう現状が寂しく感じられる。
そんな羽田からほど近いサミットストア大田大鳥居店では、少しユニークな形で空港関係者にエールを送っている。
スーパーの一角は「羽田第4ターミナル」と称され、買い物客がたびたび足を止め、紙飛行機を折る姿が見られる。
「千羽鶴」ならぬ「千機飛行機」というこの企画は、「紙飛行機に願いを書き、羽ばたかせよう!」というもの。
完成した紙飛行機を赤い鳥居の「出発口」に投入すると、従業員の方が装飾(離陸)してくれる。
日に日に増便されていく様子を眺めるのは、日々の買い物中の楽しみにもなりそうだ。
「場所柄、空港でお仕事されている方もたくさん来店するので、そういう方達の励ましになればという想いから企画が立ちました。『旅行に行きたいけど行けない』という方もたくさんいらっしゃると思うので、そういう地域の皆さんたちの願いを綴り、『いつかまた自由に旅に行ける日がくればいいね』って、皆で気持ちを共有できる場所として第4ターミナルを設置しています。」
と、この千機飛行機を企画した北原さんは語る。
「離陸」した たくさんの紙飛行機には、コロナの終息を願うものや、海外旅行を切望するもの、「おばあちゃんに会いたい」と、親族との再会を願うものもあった。
たくさんの願いを乗せた紙飛行機が集まったその姿は、まるで大きな一機のようで。
皆の願いが一つになっていくような感慨深い気持ちになるのは私だけだろうか。
ワクチンの接種も始まり、長く続くコロナ禍も少しずつ少しずつ長いトンネルの出口に向かっている。
飛行機や旅行が大好きな人たちが一人でも多く、また羽田に訪れる日が来ますように…と、私も願わずにはいられなかった。
【サミットストア大田大鳥居店】
https://www.summitstore.co.jp/store/440a.html
大田区東糀谷2-12-22(京急線 大鳥居駅から徒歩5分)
https://goo.gl/maps/QToJqfued7VTguWv9
営業時間…9:00-23:00
千葉真理
気になるお店や楽しそうなイベントがあると、子乗せ自転車でどこまでも突っ走る一児の母。 この猪突猛進な特性を生かし、まちかどニュースを担当。 出身は東京都の端である江戸川区。 結婚を機にまたまた東京都の端である大田区へ。 ラーメンと餃子とお酒が好物なので蒲田に出没する率が高いです。