池本門寺の総門をくぐり、石段の右側に佇んでいる河津桜が満開を迎えています。

真っ青な空にピンク色の花が映え、とても美しい光景が広がっていました。石段の途中で足を止めてうっとりと眺めている人もいて、わたしもその一人でした。河津桜の可憐な様を眺めながら、しばしの間そこで深呼吸をしていました。

河津桜は、東京では例年2～3月頃に開花する桜で、名前は原木のある静岡県河津町に由来します。

池上本門寺は言わずと知れた桜の名所。少し早い開花の河津桜の姿は、春の訪れをより一層楽しみにさせてくれました。

石段にはいくつか河津桜の花が落ちていました。
今週末頃くらいまでが見頃かもしれません。

心に河津桜の美しさの余韻を残したまま、池上名物の久寿餅を買って帰りました。そして、家で満開の河津桜を想い出して、花見気分をひとり楽しんでみました。