新型コロナ感染拡大を受け、GoToトラベルも一時停止となりましたね。
この年末年始は自宅でゆっくり過ごす方も多いのではないでしょうか。
今日は近場でありながら旅行気分が味わえる、羽田空港にある自動販売機(以下、自販機)の魅力をお伝えしたいと思います。
(今回は取材を行った第２ターミナルの詳細をお伝えします。)

　皆さんは自販機というと、どのようなものを思い浮かべますか？

羽田空港内には一般的なドリンクやお菓子等が購入できる自販機はもちろん、思わず「こんなものまで買えちゃうの！？」と驚くようなものまで…本当にたくさんの種類があるんです！

まずは、こんな時期だからこそ登場した自販機です。

二階の出発ロビー4番出口付近にあるマスクの自販機は今年の8月から設置された比較的新しい自販機。
感染症予防の為、空港でも搭乗や店舗へ立ち入る際はマスクの着用協力をお願いしていますので、いつでもパッと買えるマスクの自販機は今後も需要がありそうですよね。
小さめサイズと普通サイズの2種類が、いずれも7枚500円で売られていました。

逆にコロナの影響で販売を中止している自販機もあります。

本来なら皮をむかれ食べやすくカットされた数種類のフレッシュリンゴが買える自販機なのですが、こちらは当面の間お休みだそうです。残念ですね。
成果物はこのご時世 衛生面や需要面で販売が難しいのかもしれません。

　羽田空港を楽しむ為の自販機もあります！

海外からも人気が高いキャラクターの自販機も所々に設置されています。
タッチパネルいっぱいに可愛らしいキャラクターのグッズが並んでいて、眺めているだけでも癒される自販機です。

中にはCAやパイロットのユニフォームを着たマスコットもあり、羽田に愛着があるからこそ、ついつい欲しくなってしまいます。

銘菓等を販売するショップでも、時々キャラクターコラボがあるので是非お越しの際は探してみてくださいね。

私が取材したこの日は、東京バナナがディズニーとコラボしており、「ファンタジア」の柄が数量限定で販売されていました。
とても人気があり、平日でも夕方前には売り切れてしまうとの事です。

こちらはインスタントラーメンの自販機です。
そこでドーンと売られている羽田空港ラーメン(江戸前しょうゆ味)は赤と黄色のカラーリングに、飛び立つ飛行機のパッケージが目を惹きます。
値段も手ごろなので、友達や同僚へのちょっとした手土産として渡すのも面白いかもしれません。

　よく見ると他にも色々な気になるインスタントラーメンが販売されていますね！
こちらでは全国のご当地ラーメンが買えるようです。

最後に羽田から全国へ！旅行気分が味わえる自販機をご紹介します。

2階出発ロビー、2番出口付近に各県の名産品が並ぶ自販機ゾーンがあるのをご存知ですか？
都内にいながら24時間いつでも地方のお土産を買うことができるのは、最大の強みですね！
各県の自販機を少し覗いてみると、[福岡は明太マヨネーズ]、[山形はサクランボカレー]、[福島は赤べこ]、[熊本はくまもん]…といった具合にその地域の色が出ています。
秋田に関しては犬一色で思わず笑ってしまいました。

そして、興味深かったのは岡山県総社(そうじゃ)市の自販機。
市内の小学校名が全面に出されたライスカレーのレトルトがずらりと並んでおり、思わず食べ比べたくなってしまいます。

こちらは各小学校ごとの昔なつかしの味を再現したり、地域から愛されるカレーとなるよう地域の方々と話し合いの下に開発されたものだそうで、全17校分のライスカレーが存在するようです。
そのうちの14種類をここで購入できるので、ご興味ある方は是非お試しください。

　いかがでしたでしょうか。
たかが自販機、されど自販機。
ここまで揃うと空港散策も楽しくなりそうですよね！

　また、今第２ターミナルでは現在福井県がコラボした恐竜のイベントも行っており、「遠くには行けないけど、ちょっと気分転換したい！」という時におすすめのスポットです。

コロナには充分に気を付けつつ、上手に年末年始を楽しんでいきましょう。